【認定講習会および研修会】第4回 平成29年7月30日開催

      2023/11/09

平成29年度 第4回一般社団法人東京形成歯科研究会 主催公益社団法人日本口腔インプラント学会 認定「講習会」 開催のご案内

講演

「下顎位と美容~咬合の第3のとらえ方」
K.i 歯科/(一社)東京形成歯科研究会 理事 菊池 龍介
「FC (フェイシャルコントロール)と歯科美容口腔外科:インプラントの臨床」
銀座柳通り歯科クリニック/(一社)東京形成歯科研究会 副会長 鈴木 正史
「歯科医師が本当に知りたい美容施術 ~『インプラント+α』治療の実践~」
みたむら歯科医院/京都インプラント研究所 所員 三田村 聡
「血液再生医療の歯科への応用について」
あけぼの歯科/(一社)東京形成歯科研究会 理事 渡辺 泰典
「抜歯即時埋入インプラントをマスターする」
中村歯科医院/(一社)東京形成歯科研究会 会員 中村 雅之

開催概要

日時
平成 29 年 7 月 30 日(日)
タイムスケジュール
  • 9:00~  講義 奥寺 元
  • 10:00 ~ 講義 菊池 龍介
  • 10:50 ~ 講義 鈴木 正史
  • 11:40 ~ 講義 三田村 聡
  • 12:30 ~ 予演会 JSOI ケープレ 三橋 憲司 ※ランチョン形式(弁当)
  • 13:00 ~ 講義 渡辺 泰典/中村 雅之
場 所/会 場
オクデラメディカルインスティテュート セミナー室(5F)
※当日は、「4F・王子フィットネス&ジム」までお越しください。
5Fセミナー室へは4Fを経由して頂きます。
住所
東京都北区王子-26-2 ウェルネスオクデラビルズ
TEL :03-3919-5111
FAX:03-3919-5114
※当日の連絡先 TEL:03-3912-9275
受講料
○(一社)東京形成歯科研究会主催 JSOI 認定「 講習会 」受講生:無料
※2017 年度(一社)東京形成歯科研究会主催 JSOI 認定講習会 受講料に含まれる。
○(一社)東京形成歯科研究会会員:無料
※2017 年度 (一社)東京形成歯科研究会年会費に含まれる。
○ 一般参加者(受講希望者):25,000 円
振込先
銀行名:みずほ銀行
支店名:王子支店(店番号 557)
口座種類:普通預金
口座番号:1517592
口座名義:シヤ)トウキヨウケイセイシカケンキユウカイ 一般社団法人東京形成歯科研究会 代表理事 奥寺元
※「振込手数料」は参加者様にてご負担をお願い致します。※お振込の際に発行される「振込明細」を領収書と致します。
振込期日
2017年 7月 26日(水)
お申し込み方法
別紙「参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailにてお送り下さい。
FAX:03-3919-5114
E‐mail:okudera@carrot.ocn.ne.jp

[お問合せ]
東京形成歯科研究会 事務局 担当:押田浩文
〒114‐0002
東京都北区王子2‐26‐2 ウェルネスオクデラビルズ3F オクデラメディカル内
TEL:03‐3919‐5111
FAX:03‐3919‐5114
E‐mail:okudera@carrot.ocn.ne.jp
参加申込締切日
2017 年 7 月 25 日(火)

講演内容

○午前の部

「下顎位と美容~咬合の第3のとらえ方」
K.i 歯科/(一社)東京形成歯科研究会 理事 菊池 龍介

6つの表情筋が付着する下顎骨の位置(下顎位)は、下顔面の美容と相関する。「下顎位」を構成する要素は、上下歯列・顎関節・神経筋機構であり、それら3要素の調和が課題となる。噛み合せ・顎関節については多くの研究がなされてきた。
未知の分野である神経筋機構へのアプローチによって「最適な下顎位」と顎運動の改善が得られる。これは咬合を生体のソフトウェアからとらえなおすことであり、下顔面の美容に帰結する。

略歴/所属
菊池 龍介 1959年生 東京都出身
略歴

1978年 駒場東邦高校卒
1984年 九州歯科大学卒
1988年 世田谷区にてキクチ歯科を開業
2007年~2012年 東京歯科大学解剖学教室在籍
2014年 歯学博士
2015年 K.i 歯科を開業


所属学会

日本インプラント学会、日本顎咬合学会、ICCMO(国際顎頭蓋機能学会)


近年の発表

2008年 総義歯治療における三次元的画像診断と形態的評価 日本顎咬合学会
2011年 歯科用 CAD/CAM の補綴治療における位置づけについて 日本顎咬合学会
2012年 顎機能と患者の評価を高めるために必要な機能解剖学的知識 日本顎咬合学会
2017年 下顎骨の位置の変化が顔貌に及ぼす影響について アジア美容外科学会


趣味

読書、模型づくり


「FC (フェイシャルコントロール)と歯科美容口腔外科:インプラントの臨床」
銀座柳通り歯科クリニック/(一社)東京形成歯科研究会 副会長 鈴木 正史

現在、口腔インプラントは、歯科治療において避けては通れない治療法として普及してきています。
また、インプラントの審美性が当たり前に求められる昨今、適切なインプラント治療法の修得を研鑽し実践する事が求められる時代となってきております。
さらに、歯科臨床の知識および技術の向上が「患者さんに必要とされる医療」として、また未来を見据えた学究と先見性や先進性がクローズアップされ、学びの重要性が益々高まってきています。
今回、施設長の指導と供に、長年の日本美容外科学会での講演を含めた取り組みについて症例を通して供覧し検討報告をさせて頂きます。
また、日常臨床における注意すべき点や工夫などを交えながら、日本口腔インプラント学会編による口腔インプラント治療指針2012とリスクマネジメント2015に沿った解説とも併せて確認を行なって参りたいと存じます。
加えて現在、2002年に当研究会施設長が日本で初めて書籍にて紹介した PRP が発展し、再生医療法施行を含めた血液臨床応用の確かな実践にて、良好で効果的な臨床治癒経過を得ることが広く認知され、症例を交えて報告させて戴きたく宜しくお願い致します。
さて、東京形成歯科研究会においては、来年度に35周年を迎えます。日本口腔インプラント学会認定臨床研修施設として施設長の下に長年に渡って熱心な手厚い専門教育を継続し、顧門の小嶋榮一先生、役員の先生方、そして会員の先生方の強い意志、そして継続した研鑽と努力、絆の力により多くの優れた専門医、専修医、臨床医の輩出に貢献している実績があります。また、会員の先生方それぞれが、各地域、各地区、各分野において第一線の最前線にて活躍しておられ、今後益々の発展と各々への期待が高まってきております。
当研修施設では、大学研究機関への所属などにも幅広い門戸を開かれた環境も準備されてきております。
研究生などの御希望がありましたら是非とも相談して頂けたらと考えております。
最後に、このような貴重な講演発表の機会を頂戴したこと、誠にありがとうございます。
施設長および会員の先生方に改めて感謝と御礼を申し上げます。学究と技術向上へ熱心に取り組み努力されている先生方へ、日常臨床の一助となれれば幸いです。

略歴/所属
鈴木 正史 昭和41年 東京に生まれる(52歳)
所属

医療法人社団GY会 理事長:歯学博士
銀座柳通り歯科クリニック 院長:GY歯科美容外科総合インプラントセンター
公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専修医・専門医
ISBB 認定医 ・ 顎顔面歯科美容外科認定医
一般社団法人 東京形成歯科研究会 副会長
日本美容外科学会 会員


略歴

H3年松本歯科大学卒業
H3年東京歯科大学 口腔外科講座 専修性
H26年東京歯科大学 解剖学講座 専攻生修了 学位授受
東京歯科大学同窓会 京橋支部 学術担当幹事
東京都中央区京橋歯科医師会 参事(H9 年迄)
その他 学会,研修等多数


連絡先

〒104-0061 東京都中央区銀坐 1-5-11 小林ビル 2F
(医社)GY 会 銀座柳通り歯科クリニック
TEL:03-3563-5817 FAX:03-3563-5816
e-mail:g-yanagidouri-dental@crux.ocn.ne.jp
七光台ファミリー歯科ステーションモールクリニック
〒278−0057 千葉県野田市光葉町1−6ベルクスステーションモール1F
TEL:04-7124-7100 FAX:04-7124-7101


「歯科医師が本当に知りたい美容施術 ~『インプラント+α』治療の実践~」
みたむら歯科医院/京都インプラント研究所 所員 三田村 聡

近年インプラント治療は、材料や技術の向上で適応症が拡大するとともに、患者の多くは機能回復と高い審美性の要求をしてくるようになってきました。そして社会環境の多様化、QOLの向上、アンチエイジングのため、顔貌と口元、口腔の審美バランスの改善を求めるようになってきています。
義歯やインプラント、矯正治療に起因するシワ、たるみなど、軟組織の変化は硬組織(歯・骨)の治療や個体の成長(老化)による結果生じたものであり、積極的にその変化を求めるために、何らかの手法を用いた結果ではありません。ですから、疾病治療だけでなく軟組織に対する機能再建や美容医療・施術の重要性が注目されてきているのです。
だからこそ、「いつまでも美しく健康でありたい」という患者のニーズに合わせてアンチエイジング、美容医療を導入することは増患・自費診療UPに繋がると考えられます。特にインプラントのメインテナンス後のプラスαの施術としてリコール・システムを構築することは、患者にとっても自然な流れ、クリニックにとっても安全な治療をつくる、とてもよいシステムではないでしょうか。
本講演では歯科医師が本当に知りたい、明日から実践可能な施術について提示していきたいと思います。

略歴/所属
菊池 龍介 1959年生 東京都出身
略歴

1978年 駒場東邦高校卒
1984年 九州歯科大学卒
1988年 世田谷区にてキクチ歯科を開業
2007年~2012年 東京歯科大学解剖学教室在籍
2014年 歯学博士
2015年 K.i 歯科を開業


「下顎位と美容~咬合の第3のとらえ方」
K.i 歯科/(一社)東京形成歯科研究会 理事 菊池 龍介

6つの表情筋が付着する下顎骨の位置(下顎位)は、下顔面の美容と相関する。「下顎位」を構成する要素は、上下歯列・顎関節・神経筋機構であり、それら3要素の調和が課題となる。噛み合せ・顎関節については多くの研究がなされてきた。
未知の分野である神経筋機構へのアプローチによって「最適な下顎位」と顎運動の改善が得られる。これは咬合を生体のソフトウェアからとらえなおすことであり、下顔面の美容に帰結する。

略歴/所属
三田村 聡(ミタムラ サトシ)
略歴

1992 年 朝日大学歯学部卒業
1993 年 富山大学医学部 歯科口腔外科入局
1997 年 みたむら歯科医院開院
現)京都インプラント研究所 所員


専門医・認定医

(公社)日本口腔インプラント学会認定専門医
国際インプラント学会(ICOI)認定医


所属学会等

日本口腔外科学会、日本口腔インプラント学会、国際インプラント学会(ICOI)、日本顎咬合学会、国際抗老化再生医療学会


○午後の部

「血液再生医療の歯科への応用について」
あけぼの歯科/(一社)東京形成歯科研究会 理事 渡辺 泰典

血液の血小板中の成長因子の利用を目的とした多血小板血漿(platelet-rich plasma; PRP)を使用した再生治療が 1970 年代から行われてきて、歯科領域へその派生物質の応用が広まってきています。今回は多血小板血漿の改変バージョンの PRGF(plasma-rich growth factors)、そして主に血液のフィブリンを用いることを主目的とした PRF(platelet-rich fibrin)、CGF®(concentrated growth factors)の紹介をし、それぞれの特徴、特に今わかっている成長因子の分析、物性などを報告し、演者の行っている PRGF の臨床使用例を紹介したいと思っています。


参考文献

Tomoyuki Kawase Platelet-rich plasma and its derivatives as promising bioactive materials for regenerative medicine: basic principles and concepts underlying recent advances Odontology : 2015
Hideo Masuki et al. Growth factor and pro-inflammatory cytokine contents in platelet-rich plasma (PRP), plasma rich in growth factors (PRGF), advanced platelet-rich fibrin (A-PRF), and concentrated growth factors (CGF) Int J Imp Dent (2016) 2:19


略歴/所属
渡辺 泰典 (わたなべ たいすけ)
略歴

1998 年 3 月 新潟大学歯学部 卒業
1998 年 4 月 医療法人審美会 鶴見歯科医院 勤務
2002 年 3 月 同上 退職
2002 年 5 月 新潟県長岡市 あけぼの歯科 開院 現在に至る
2012 年 4 月 新潟大学歯学部硬組織形態学講座(歯学部第一解剖講座)社会人大学院
2015 年 3 月 同上 大学院 修了 学位取得 博士(歯学)
2015 年 3 月 日本口腔インプラント学会 専門医 取得
2015 年 4 月 新潟大学歯学部硬組織形態学講座 研究生 現在に至る


所属学会

日本口腔インプラント学会、日本顎顔面インプラント学会、Academy of Osseointegration、歯科基礎医学会、バイオインテグレーション学会、日本再生医療学会、新潟歯学会、日本歯科医師会、新潟県歯科医師会、長岡歯科医師会

「抜歯即時埋入インプラントをマスターする」
中村歯科医院/(一社)東京形成歯科研究会 会員 中村 雅之

高齢化が急激に進むわが国で、インプラントを含む歯科治療の目的は健康寿命をいかに延伸させるかでありQuality of Life(QOL)の維持や社会復帰させることが目的であり、さらには Quality of Death(QOD)いわゆる「死の質」をも考慮する必要があると考える。 患者はインプラント治療を選択した以上、早く・痛くなく・快適に噛めるようになりたいと願っているはずである。私自身 2003 年から行なっている抜歯即時埋入インプラントはそういった Minimally Invasive の観点からも非常に有効な手段の一つであると考える。そこで、今回抜歯即時埋入抜歯即時埋入を成功させるためのポイントさらには 2005 年より臨床応用している PRGF Endoret の成長因子をどのタイミングで応用するかをお話しさせていただきこれから迎える超高齢者社会に対応していただきたいと思う。

略歴/所属
中村 雅之(なかむら まさゆき)
略歴

1993 年 日本大学松戸歯学部 卒業
1995 年 同大学補綴学第Ⅲ講座(局部床義歯学) 助手
1998 年 医療法人 秀飛会 上志津中央歯科 勤務
2000 年 中村歯科医院 開院
2005 年 医療法人 瑞芳会 中村歯科医院


所属団体、Study Group

ZIMMER DENTAL 公認インストラクター
PRGF System Institute Japan 理事、指導医
日本顎咬合学会 かみあわせ認定医
国際口腔インプラント学会(Clinical Oral ImplantologyDGZI Japan)指導医
AIAI(Academy of International Advanced Implantology)認定医、指導医
ICOI(International Congress Of Oral Implatologists)
日本口腔インプラント学会 認証医
FIDI インストラクター
FACE 会長
日本臨床歯周病学会
OJ(オッセオインテグレーション・スタディークラブ・オブ・ジャパン)
SJCD(Society Of Japan Clinical Dentistry)
JIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Studies) CLAB
CSTPC
日本大学松戸歯学部口腔顎顔面インプラント学 非常勤
日本歯科医師会・東京都歯科医師会・深川歯科医師会


PAGE TOP

facebook
認定再生医療等委員会