施設長・奥寺元より 施設長会議 報告事項(参加者: 施設長・奥寺、 副会長・月岡先生、 事務局・押田) の件
2023/11/07
今回の施設長会議ではディスカッションの時間を十分取ると言う事で、開催前に学会執行部から連絡があり、“会場を盛り上げてほしい”との申し出を受け、 2~3 発言をさせていただきました。
その一つは、 先般の一方的な国民消費者センターにおける 報道について種々の問題点を質問してみました。その回答として宮崎理事長からは終始立場と弁明という対応に留まり、縦割り行政と医療の現場と物品販売との特殊性を考えるべきで発表の統計処理での見解に問題があり、またタイトルにおいても“貴方のインプラントは大丈夫ですか?”と不安を仰ぎたてるような事に何も言えない学会はいかがなものか、 と 主張致しました。
ニつ目は、ケース症例における採用条件にショートインプラントやオーバーデンチャーなども入れてほしいと言う事の意見が出て、重要なインプラント治療の様な話が出たので、選択肢の一つであることが事実であるが、インプラントの本来の目的は顎の再生や保全であり、インプラントにより 失った組織を元に戻す医療行為や顎骨の維持存続を忘れてはいけない、と意見致しました。
三つ目は、 新たに認定施設の申請があり、昨今の受講者(JSOI 認定講習会受講者)の減少に伴い非常に苦慮している現行の施設があるという現状を踏まえるべきであり、類似名称(東京形成に絡む内容)についても問いただしました。「混乱を起こさせてはいけないので充分吟味する。」と申し受けました。
尚、施設長会議後の懇親会にて、先般東京形成歯科研究会会長選出において次期会長職として名前が挙りお願いをしている月岡先生を、日本口腔イプラント 学会の執行部の先生方に紹介と挨拶を兼ねて回って歩きました。