「インプラント補綴(ケアが容易な電鋳ドッペルクローネ)」
神奈川歯科大学附属横浜クリニックインプラント科診療科 教授 林 昌二 先生
筆者の電鋳加工の研究および臨床応用も歯冠修復材料、CAD/CAM加工の発展すなわち、ハイブリッド硬質レジンやジルコニアセラミクスの開発などに合わせて進んでいるのが現状である。
しかし、臨床応用する場合、症例によってはジルコニアセラミクス単一で補綴装置を完成させるのではなく、電鋳法や鋳造法を併用した方が技工効率やコスト、適合精度に優れている場合も少なくない。筆者が電鋳加工の研究を始めて30年、1996年から臨床応用を開始して17年になる。その間に得られた研究結果と臨床応用から得られた経験から、エビデンスに基づいた歯科電鋳加工学について知って頂ければ幸いである。
今回は電鋳の基礎と電鋳ドッペルクローネについて説明する予定である。
日本補綴歯科学会 専門医、指導医
日本口腔インプラント学会 認証医、専門医
ドイツ口腔インプラント学会 専門医
Wieland社公認 インストラクター
Trend Gold社公認 インストラクター
デンツプライ社 XIVEインプラント公認 インストラクター
「インプラント治療と矯正治療のコラボレーション」
東日本総合歯科臨床研修センター 東日本インプラント研修所 岩渕 良幸 先生
総合歯科医療に携わり,38年になろうとしている.その間,インプラント診療をはじめ総義歯,歯内療法,部分補綴,矯正歯科,全身管理(麻酔),審美歯科や多くの研修会に参加し,全身全霊学んだことを,日常の臨床に即取り入れて実践してきた.しかし,その結果を振り返ると良かったなと思う反面,反省点も多々ある.
昨今アンカースクリューインプラントを利用した,矯正治療の学会発表がおおく見受けられるようになった事もあり、このたび「インプラント治療と矯正治療のコラボレーション」について、講演したいと思う.歯科矯正学の考え方,方法や方向性に関しては,エッジワイズ法を基本として延長ライン上にあると言っても過言ではない.しかしながら,いくら方法論や方向が確立されても、時代のニーズに呼応し,より効率的にゴールにたどり着ける方法が研究されている.その最たるものが,ストレートワイヤー法であり,アンカースクリューインプラントを用いた矯正治療方法である.
日本顎咬合学会 評議員 指導医
元日本口腔インプラント学会東北支部評議員
元ICOI指導医
元東北矯正歯科学会評議員
3インプラント会社の認定インストラクター
製品説明
~ CT活用のポイント コンサルテーション・診査診断からガイデッドサージェリーまで ~
インプラント補綴に審美的に優れた補綴物が求められている昨今、歯科医師・歯科技工士の総合的なインプラント治療計画が必要です。SIMPLANTは歯科医師・歯科技工士の個々の立場から意見交換できる操作性に優れたインプラントシミュレーションソフトウェアーです。 緻密な治療計画より得られたCT撮影データを有効活用することにより、機能的・審美的・清掃性のある補綴物を患者様に提供することにより患者様との信頼関係を強くし、より良い治療結果へもつながっていきます。また、ガイデッドサージェリーは、CTに続き必須のツールとなります。
SIMPLANTを使用してのCT画像診断
Mich分類D1~D5による骨質の診断
インプラントリアル表示によるインプラント埋入シミュレーション操作
インプラント軸断面で既存骨への埋入シミュレーション操作
3D画像で骨形態の確認
歯牙支持・骨支持・粘膜支持ガイドの概要
SIMPLANTガイド・専用ドリルの説明
デンツプライIH株式会社 シムプラント 竹島秀和
〒106-0041 港区麻布台1-8-10 麻布偕成ビル5F
TEL:03-6311-8877 FAX:03-6311-8701