【認定講習会および研修会】第7回 2020年10月25日開催
2023/11/09
2020年度 第7回 一般社団法人東京形成歯科研究会 主催 公益社団法人日本口腔インプラント学会 認定「講習会」「実習」開催のご案内
新型コロナウィルス感染予防のため、本講習会は ZOOM(インターネット・WEB 会議システム)( https://zoom.us/jp-jp/meetings.html )での開催となります。ZOOM での開催は、JSOI へ申請し承認を頂いております。
ご参加なされる先生は、カメラ付きの PC またはタブレット端末(例、iPad)をご用意願います。双方向で会話ができ、PPT等の発表スライドも十分に閲覧可能です。
Zoom への接続方法が不明な先生は、どうぞお気軽に当会事務局までご連絡下さい。先日配しました「Zoom アプリのダウンロード~ミーティングを始めるまでの手順」を再送します。※従来通り、本講習会開催の数日前に「Zoom“接続テスト”」を実施します。改めてご案内致します。
講演
「骨粗鬆症診療 “Update 2020” ~標準的介入法の確立と再認識~」 | |
藤田医科大学病院 国際医療センター 客員病院教授/山王メディカルセンター 女性医療センター 太田 博明 |
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「インプラントの顎骨における生理的変化と骨代謝とのかかわり」 | |
一般社団法人東京形成歯科研究会理事長・施設長/王子歯科美容外科クリニック 奥寺 元 |
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「JSOI 専門医への道標」 | |
トリプルエープラスデンタルクリニック/(一社)東京形成歯科研究会理事・試験対策委員 委員長 辻野 哲弘 |
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「超高齢社会を考慮した欠損歯列の診断と設計、そのインプラント治療」 | |
医療法人 瑞芳会 中村歯科医院/(一社)東京形成歯科研究会 中村 雅之 |
開催概要
- 日時
- 2020 年 10月 25日(日)
- タイムスケジュール ※予告なく変更となる場合がございます。予めご了承願います。
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- 9:30 ~ 挨拶 「月岡 庸之(東京形成歯科研究会会長)」
講義 「中村 雅之」 - 12:00 ~ 休憩/昼食
- 12:30 ~ 講義 「辻野 哲弘」
- 15:00 ~ 講義 「奥寺 元」
- 15:20 ~ 講義 「太田 博明」
- 17:00 終了
- 9:30 ~ 挨拶 「月岡 庸之(東京形成歯科研究会会長)」
- 場 所/会 場 及び Zoom(インターネット・WEB会議システム)接続について
- オクデラメディカルインスティテュート セミナー室(5F)
※当日は、「4F・王子フィットネス&ジム」までお越しください。5F セミナー室へは 4F を経由して頂きます。
住所:〒114-0002 東京都北区王子 2-26-2 ウェルネスオクデラビルズ
TEL:03-3919-5111 / FAX:03-3919-5114 ※当日の連絡先 TEL:03-3912-9275
Zoom(インターネット・WEB 会議システム)( https://zoom.us/jp-jp/meetings.html )での開催となります。
講習会当日、下記の内容よりご参加下さい。
Zoom
ミーティング ID: ×××× ××××
パスワード: ×××× ××××
※部外者からの進入を排除するため、対外秘となっております。別途、事務局までお問合せ下さい。
1) Zoomアプリ ダウンロードをお済みでない方
添付「Zoomアプリのダウンロード~ミーティングを始めるまでの手順」の内容に沿って進めていただき、上記の「ID」「パスワード」を使用し、ミーティングに参加して下さい。
2) Zoomアプリ ダウンロードがお済みの方
添付「Zoomアプリのダウンロード~ミーティングを始めるまでの手順」内の“サインイン”からスタートし、上記の「ID」「パスワード」を使用し、ミーティングに参加して下さい。
※講習会当日、ミーティングに参加後、接続できないようであれば、当会事務局(℡ 03-3919-5111)までお電話をお願い致します。参加者の先生からのミーティングの参加を、こちら(事務局)で許可することで、ミーティングへの参加の接続が完了となります。
※開催前に「Zoom接続テスト」を実施します。別途、ご案内致します。
- 受講料
- ○(一社)東京形成歯科研究会主催 JSOI 認定「 講習会 」受講生:無料
※2020 年度(一社)東京形成歯科研究会主催 JSOI 認定講習会 受講料に含まれる。
○(一社)東京形成歯科研究会会員:無料
※2020 年度(一社)東京形成歯科研究会「年会費」に含まれます。
○ 再生医療等提供機関 管理者:要相談(下記「お問合せ先」まで)
○ 一般参加者(受講希望者):25,000 円 - 振込先
- 銀行名:みずほ銀行
支店名:王子支店(店番号 557)
口座種類:普通預金
口座番号:1517592
口座名義:シヤ)トウキヨウケイセイシカケンキユウカイ 一般社団法人東京形成歯科研究会 代表理事 奥寺元
※「振込手数料」は参加者様にてご負担をお願い致します。※お振込の際に発行される「振込明細」を領収書と致します。 - 振込期日
- 2020年 10月 21日(水)
- 参加申込方法
- 別紙「参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXまたはE-mailにてお送り下さい。
FAX:03-3919-5114
E‐mail:okudera@carrot.ocn.ne.jp
- 参加申込締切日
- 2020 年 10月 20日(火)12:00 正午
- [お問合せ]
- 東京形成歯科研究会 事務局 担当:押田浩文
〒114‐0002
東京都北区王子2‐26‐2 ウェルネスオクデラビルズ3F オクデラメディカル内
TEL:03‐3919‐5111
FAX:03‐3919‐5114
E‐mail:okudera@carrot.ocn.ne.jp
講演内容
○午前の部
「超高齢社会を考慮した欠損歯列の診断と設計、そのインプラント治療」
医療法人 瑞芳会 中村歯科医院/(一社)東京形成歯科研究会 中村 雅之
インプラント治療を希望される患者さんはすでに歯がなくなっているか、これから抜歯になる歯が存在するということであり、何らかの欠損が生じているからこそインプラントが必要になるのである。 それはカリエス、エンド、ペリオなど感染が原因であるかもしれないし、破折や(咬合性)外傷などオーバーロードや、医原性疾患との共同原因かもしれない。よく考えなければならないことは、どのようにインプラントを埋入するのかではなく、何故その歯がなくなってしまったか、ということである。インプラント治療にしても天然歯の治療にしても欠損に至った原因がどこにあるかということが理解できなければ治療そのものが失敗に至ってしまうことが考えられる。80歳を超えて全部の天然歯が存在する人の歯列を見ると必ずと言っていいほどバランスの取れた歯列(Ⅰ級歯列)を持っている。よって我々が、治療介入時に総合的に口腔内の状態を評価できる診断力が必要である。平均寿命男性81.41歳、女性87.45歳でともに過去最高であり「人生100年時代」は決して大袈裟ではなく長寿を手に入れた代わりに、考えておかなければならない課題も増えてきており治療後に残るリスクを可及的少なくすることを重要視しなければならない。そこで今回は、欠損歯列の診断と設計の立案を症例を交えて提示したい。
中村 雅之(なかむら まさゆき)
【略 歴】
- 1993年
- 日本大学松戸歯学部 卒業
- 1994、1995年
- 同大学補綴学第Ⅲ講座 助手
- 2000年
- 中村歯科医院 開院
- 2005年
- 医療法人 瑞芳会 中村歯科医院
- 2008年
- ブカレスト大学医学部インプラント科卒業
- 2019年
- 日本大学 口腔病理学社会人大学院
所属団体、Study Group
Zimmer Dental 公認インストラクター
BTI Japan 理事、指導医
日本顎咬合学会 かみあわせ認定医
国際口腔インプラント学会(Clinical Oral ImplantologyDGZI Japan)指導医
ICOI(International Congress Of Oral Implatologists
日本口腔インプラント学会 専門医
日本臨床歯周病学会
OJ(オッセオインテグレーション・スタディークラブ・オブ・ジャパン)
SJCD(Society Of Japan Clinical Dentistry)
JIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Studies) CLAB
CSTPC
FACE 代表
日本大学松戸歯学部病理学 社会人大学院生
日本歯科医師会・東京都歯科医師会・深川歯科医師会
○午後の部
「JSOI 専門医への道標」
トリプルエープラスデンタルクリニック/(一社)東京形成歯科研究会 理事、試験対策委員 委員長 辻野哲弘
JSOIに入会し、研究施設に所属する目的の一つに、専門医の取得がある。JSOI専門医は取得までに最低5年はかかり、指導医まで取得しようと思えばすくなくとも10年はかかる長い道のりである。ただし、東京形成歯科研究会では2017年に立ち上げた試験対策委員会にて、継続的に専門医、ケースプレゼンテーション試験などの試験対策を行い、より確実に試験に合格するよう受験者に指導を行ってきた。その積み重ねで得た試験対策について、実例を交えて発表する。
辻野 哲弘(つじの てつひろ)
【略 歴】
- 昭和63年
- 広島大学歯学部卒業
- 平成4年
- 広島大学歯学部大学院修了(口腔外科学)
- 平成4年~平成9年
- 広島大学歯学部助手
(平成8年ロンドン大学イーストマン病院留学) - 平成9年~平成11年
- 三菱三原病院 歯科口腔外科医長
- 平成11年~12年
- 広島大学歯学部助手
- 平成12年~
- 開業医勤務をへて 平成14年4月 開業
- 平成25年
- JSOI 専門医 取得
- 令和2年
- JSOI 指導医 取得
「インプラントの顎骨における生理的変化と骨代謝とのかかわり」
一般社団法人東京形成歯科研究会理事長・施設長/王子歯科美容外科クリニック 奥寺 元
1.骨吸収と形態変化 解剖学的検証 X-RAY 及び組織的検証
2.予防の対処法 インプラントにおける影響のエビデンス
3.インプラントにおける生理的変化 皮膚へのうるおい 感覚入力
4.骨規定マーカー分析 インプラントと骨代謝マカーとの関係 インプラント脱落者及び周囲炎おけると長期維持者との比較検討 ‐ビスフォスホネート服用患者との関係‐
5.サプリメントとしてのラクトフェリン
奥寺 元
【略 歴】
所属学会・認定医 (公社)日本口腔インプラント学会研修施設 一般社団法人東京形成歯科研究会 施設長 理事長 |
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日本口腔衛生学会元理事、指導医 (公社)日本口腔インプラント学会理事 元国際インプラント学会 ICOI 会長 元東京医科歯科大学臨床助教授 ICOI フェロー、ディプロメイト、専門医 国際血液生体材料臨床応用会議理事長 顎顔面口腔インプラント学会指導医 日本有病者歯科医療学会指導医 元 神奈川歯科大学学会選出評議員 |
元顎咬合学会指導医 アメリカレーザー学会指導医 神奈川歯科大学客員教授 台湾 ・ 台北医学大学客員教授 東京医科歯科大学講師 国際口腔美容アカデミー代表 国際顎顔面口腔美容外科学会認定医 日本歯学医学会元予備評議員 第 101 回日本美容外科学会副会長 |
「骨粗鬆症診療 “Update 2020” ~標準的介入法の確立と再認識~」
藤田医科大学病院 国際医療センター 客員病院教授/山王メディカルセンター 女性医療センター 太田 博明
骨粗鬆症は薬剤介入によって治療の目的である骨折を50%以上から、最近では70%以上も低減することが可能となり、 しかも早期介入効果も認められている。 しかし、骨は骨ミネラル(骨密度)と骨基質(骨質)から成る複合材料であるため、骨粗鬆症の個人における罹病性を単一な遺伝子で予測することは現在、不可能である。一方、骨粗鬆症とその骨折は女性が80%を占めるが、最大の要因は閉経後10年間の骨量減少である。そこで、現時点での骨粗鬆症の標準的介入法は閉経期からの早期予防と10年間の継続による先制的医療で、それが後年になって遺産効果を発揮することを再認識することが必要である。
太田博明(おおた ひろあき)
医師、医学博士
藤田医科大学病院 国際医療センター客員病院教授
山王メディカルセンター・女性医療センター医師
《1991年、慶應義塾大学病院にわが国の女性医療の嚆矢となる更年期のみならず、それ以降の健康の維持・増進を目指す中高年健康維持外来を創設し、今日まで『女性の生涯にわたるウェルエイジング』をライフワークとしている》
【学歴・職歴】
- 1970年
- 慶應義塾大学医学部卒業
- 1977年
- 慶應義塾大学医学博士取得
- 1980年
- 米国ラ・ホーヤ癌研究所訪問研究員
- 1991年
- 慶應義塾大学医学部産婦人科講師
- 1995年
- 慶應義塾大学医学部産婦人科助教授
- 2000年
- 東京女子医科大学産婦人科主任教授
- 2010年
- 国際医療福祉大学 臨床医学研究センター教授
山王メディカルセンター・女性医療センター長 - 2019年
- 藤田医科大学病院 国際医療センター客員病院教授
山王メディカルセンター・女性医療センター医師
【所属学会・役員・専門医等】
日本骨粗鬆症学会(元理事長、名誉会員、認定医)、日本抗加齢医学会(前理事、監事、専門医)日本女性医学会(元理事・監事、名誉会員、女性のヘルスケア専門医)日本産科婦人科学会(元評議員,名誉会員,専門医)、日本骨代謝学会(元理事・監事,評議員)、日本更年期と加齢のヘルスケア学会(副理事長)、日本内分泌学会(功労評議員)、日本婦人科腫瘍学会(功労会員)、日本女性心身学会(名誉会員)、日本骨形態計測学会(名誉会員)、)日本予防医学会(評議員)日本東洋医学会(漢方専門医)
【その他】
日本抗加齢協会理事、骨粗鬆症財団理事、医薬品医療機器総合機構専門委員,WHITE編集主幹、漢方と最新治療編集委員、骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2020年版作成委員会委員
【受賞歴】
日本骨代謝学会・学会賞(2020年)日本更年期と加齢のヘルスケア学会・学会賞(2017年)日本骨粗鬆症学会・学会賞(2015年)・学術振興賞(2005年)東京女子医科大学・吉岡博人記念研究奨励賞(2008年)・ノバルティス・メノポーズ・アワード(医学部門・2000年)日本更年期医学会(現女性医学学会)・第1回学会賞(1996年)
【著書など】
『「見た目」が若くなる女性のカラダの医学』、『骨は若返る!』、『筋肉は若返る!』(さくら舎)、『抜群の若返り!「骨トレ」100秒』(三笠書房)、編著書には『ウェルエイジングのための女性医療』、『女性医療のすべて』(メディカルレビュー社)、監修には『AGEsと老化―糖化制御からみたウェルエイジング』、『老化物質AGEsワールドに迫る!アンチエイジングのための100の質問』(メディカルレビュー社)などがある。
【TV出演】
NHKガッテン !!、あさイチ、NHK BSプレミアム:美と若さの新常識など。