東京形成歯科研究会 国際特別講演会 “広島大会” 2024年度 第1回 一般社団法人東京形成歯科研究会(TPDS) 例会

   

主催機関及び責任者 一般社団法人東京形成歯科研究会/APAID/ISBB/TADR
大会長
月岡庸之
(東京形成歯科研究会・会長/つきおか歯科医院・東京都)

 

テーマ

東京形成歯科研究会 国際特別講演会 “広島大会”:
再生医療と予防歯科

2024年度 第1回 東京形成歯科研究会 “例会”:
咬合

 

開催日程

2024年10月13日(日)9:00~ 国際特別講演会
2024年10月13日(日)18:50~ 懇親会
2024年10月14日(月・祝)9:00~ 例会

開催形式 

10月13日(日) 国際特別講演会 : 対面 + オンライン(Zoom)
10月13日(日) 懇親会 : 対面
10月14日(月・祝) 例会 : 対面 + オンライン(Zoom)

 

会場 および Zoomアドレス等   

                    

10月13日(日) 国際特別講演会:

1)対面
リーガロイヤルホテル広島 3F 安芸の間(〒730-0011 広島市中区基町6番78号、TEL:082-228-5959)
https://www.rihga.co.jp/hiroshima

2)オンライン・Zoom 
https://us02web.zoom.us/j/84533576287?pwd=QTE5Z2V4dmRINGRtdnlTYUN5OE5zZz09
ミーティングID: 845 3357 6287
パスコード: tpds241013

 

10月13日(日) 懇親会 ※“対面”参加のみ

リーガロイヤルホテル広島 3F 瀬戸の間
(〒730-0011 広島市中区基町6番78号、TEL:082-228-5959)
https://www.rihga.co.jp/hiroshima

 

10月14日(月・祝) 例会:

1)対面
リーガロイヤルホテル広島 3F 安芸の間(〒730-0011 広島市中区基町6番78号、TEL:082-228-5959)

2)オンライン・Zoom 
https://us02web.zoom.us/j/85012280029?pwd=RnJUT2c2cHBOU3hZWnJTZTB0TzBNUT09
ミーティングID: 850 1228 0029
パスコード: tpds241014

 

参加対象者

TPDS会員、JSOI専門医・専修医更新予定者、当会主催JSOI認定講習会受講生、JSOI専門医・専修医を目指す先生、JSOIケープレ受験検討者、症例相談を希望される先生、再生医療等提供機関管理者、一般参加者、

参加費

10月13(日)・14日(月・祝) 講演会・例会 
※10月14日(月・祝)9:00~ 参加対象者:東京形成歯科研究会会員、当会主催JSOI認定講習会受講生“限定”
・東京形成歯科研究会会員、当会主催JSOI認定講習会受講生:無料
・ISBB 会員:無料
・一般・早割 :円(年月日までの申込)※調整中
・一般 :25,000円
10月13日(日) 懇親会
・無料

[お問合せ先]
〒114-0002 東京都北区王子2-26-2-3F オクデラメディカル内  一般社団法人東京形成歯科研究会 事務局 
TEL:03-3919-5111 / FAX:03-3919-5114 / E-mail:okudera@carrot.ocn.ne.jp

 

プログラム・タイムスケジュール

                  

※予告なく変更となる場合がございます。予めご了承の程お願い致します。
※敬称略

10月13(日) 国際特別講演会

                                   

受付 / オンライン(Zoom)接続
8:45 ~ 

開会式・挨拶
9:00 ~  
大会長・月岡庸之(東京形成歯科研究会・会長/つきおか歯科医院・東京都)

招待講演(発表30分+質疑10分)

9:05 ~ 9:45
テーマ:Development of a new antibody drug to treat congenital tooth agenesis  先天性無歯症患者の欠如歯を再生する新規抗体医薬品の開発
Speaker:高橋 克(公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院 歯科口腔外科 主任部長)
参加形式:対面

高橋 克

座長:
月岡庸之(東京形成歯科研究会・会長/つきおか歯科医院・東京都)
参加形式:対面
礒邉和重(東京形成歯科研究会・副会長/いそべ歯科医院・山口県)
参加形式:対面

教育講演1(発表30分+質疑10分)

9:50 ~ 10:30
テーマ:What I learned through my 20-year study of PRP 我們従PRP研究中學到了什麽  20年にわたるPRP研究からわかってきたこと
Speaker:川瀬知之(新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯科薬理学分野 准教授/日本再生医療学会認定医)
参加形式:対面

川瀬知之

座長:
蘇正尭(ISBB会長・台湾)
参加形式:対面
川原 大(特定非営利活動法人 臨床器材研究所)
参加形式:対面

 

教育講演2(発表30分+質疑10分)

10:35 ~ 11:15
テーマ:PRP研究はまだ途中ですが歴史的にも素晴らしい発見です
Speaker:蘇正尭(ISBB会長・台湾)
参加形式:対面

蘇正尭

座長:
渡辺孝夫(東京形成歯科研究会/厚生歯科・千葉県)
参加形式:対面
増木英郎(東京形成歯科研究会・理事/エルム駅前歯科医院クリスタル・北海道)
参加形式:対面

 

教育講演3(発表30分+質疑10分)

11:20 ~ 12:00
テーマ:Emerging role of exosomes in craniofacial and dental applications
Speaker:Dr. Sebastian Tseng 曾育弘醫師(APAID代表・台湾)
参加形式:対面 

曾育弘醫師

座長:
渡辺孝夫(東京形成歯科研究会/厚生歯科・千葉県)
参加形式:対面
座長:
月岡庸之(東京形成歯科研究会・会長/つきおか歯科医院・東京都)
参加形式:対面

 

ディスカッション

12:05 ~ 12:35
テーマ:招待講演、教育講演
Speaker:高橋 克、川瀬知之、蘇正尭、Dr. Sebastian Tseng
参加形式:対面 
座長:奥寺元(東京形成歯科研究会・施設長/ISBBチェアマン)
参加形式:対面

 

12:35 ~ 13:15 休憩/昼食

 

基調講演1(発表25分+質疑5分)

13:15 ~ 13:45
テーマ:予防歯科/第2大臼歯欠損症例におけるインプラント選択の重要性 ~口腔機能の安定化と周囲炎の予防  Importance of implant selection in cases of second molar defect -Stabilization of oral function and prevention of peri-implantitis
Speaker:菊池 龍介(東京形成歯科研究会・理事/K.i歯科・東京都
参加形式:対面 

菊池 龍介

座長:
川端秀男(東京形成歯科研究会・副会長/早稲田駅前歯科 矯正歯科・東京都) 参加形式:対面

 

基調講演2(発表45分+質疑15分)

13:50 ~ 14:50
テーマ: Collaboration with relevant persons for dental implant treatment  歯科用インプラント治療における歯科衛生士の関わり方 インプラント専門歯科衛生士を目指して
Speaker:柏井伸子(歯科衛生士)
参加形式:対面 

柏井伸子

座長:増木 英郎(東京形成歯科研究会・理事/エルム駅前歯科医院クリスタル・北海道)
参加形式:対面

 

一般講演1(発表15分+質疑0分)

14:55 ~ 15:10
テーマ:予防歯科
Speaker:渡辺孝夫(東京形成歯科研究会/厚生歯科・千葉県)
参加形式:対面 

渡辺孝夫

座長:礒邉和重(東京形成歯科研究会・副会長/いそべ歯科医院・山口県)
参加形式:対面

 

一般講演2(発表15分+質疑0分)

15:15 ~ 15:30
テーマ:予防歯科/重度歯周病に対して予防歯科に基いたインプラント療法を行った長期症例  A long-term case of preventive dental implant therapy for sever periodontal disease
Speaker:江崎友大(東京形成歯科研究会/江崎デンタルクリニック・東京都)
参加形式:対面 

江崎友大

座長:礒邉和重(東京形成歯科研究会・副会長/いそべ歯科医院・山口県)
参加形式:対面

 

一般講演3(発表15分+質疑0分)

15:35 ~ 15:50
テーマ:予防歯科/広汎型慢性歯周炎患者に対し、歯周組織再生療法とインプラント治療を行った14年経過症例  15-year follow up case report of diffuse chronic periodontitis with periodontal regenerative and implant therapy
Speaker:江俣壮一(東京形成歯科研究会/江俣歯科医院・栃木県)
参加形式:対面 

江俣壮一

座長:渡辺孝夫(東京形成歯科研究会/厚生歯科・千葉県)
参加形式:対面

 

休憩
15:50 ~ 16:00

 

一般講演4(発表15分+質疑0分)

16:00 ~ 16:15
テーマ:予防歯科/予防歯科的アプローチの重要性
Speaker:大久保将哉(東京形成歯科研究会・理事/赤羽歯科 信濃町診療所・東京都)
参加形式:対面 

大久保将哉

座長:江崎友大(東京形成歯科研究会/江崎デンタルクリニック・東京都)
参加形式:対面

 

一般講演5(発表15分+質疑0分)

16:20 ~ 16:35
テーマ:予防歯科/超高齢社会を見据えたインプラント治療
Speaker:秋知 明(東京形成歯科研究会/アキチ歯科医院・神奈川県)
参加形式:対面 

秋知 明

座長:大久保将哉(東京形成歯科研究会・理事/赤羽歯科 信濃町診療所・東京都)
参加形式:対面

 

一般講演6(発表15分+質疑0分)

16:40 ~ 16:55
テーマ:予防歯科
Speaker:西山和彦(東京形成歯科研究会/あい歯科クリニック・福島県)
参加形式:対面 

西山和彦

座長:秋知 明(東京形成歯科研究会/アキチ歯科医院・神奈川県)
参加形式:対面

 

一般講演7(発表15分+質疑0分)

17:00 ~ 17:15
テーマ:予防歯科
Speaker:陳 建志 Dr. Chen, Ken- Ji(台湾)
参加形式:対面 

陳 建志

座長:林明正 LIN , MING-CHENG(台湾)
参加形式:対面

 

一般講演8(発表15分+質疑0分)

17:20 ~ 17:35
テーマ:予防歯科
Speaker:林明正 LIN , MING-CHENG(台湾)
参加形式:対面 

陳 建志

座長:陳 建志 Dr. Chen, Ken- Ji(台湾)
参加形式:対面

 

一般講演9(発表15分+質疑0分)

17:40 ~ 17:55
テーマ:予防歯科
Speaker:王上銘 Wang,Shang-Ming,
参加形式:対面 

王上銘

座長:任杏嫦 Ren , Sing Chang
参加形式:対面

 

一般講演10(発表15分+質疑0分)

18:00 ~ 18:15
テーマ:予防歯科
Speaker:任杏嫦 Ren , Sing Chang (台湾)
参加形式:対面 

任杏嫦

座長:王上銘 Wang,Shang-Ming,
参加形式:対面

 

ディスカッション
18:15 ~ 18:35

閉会 挨拶
18:35 ~ 18:40
奥寺元(東京形成歯科研究会・施設長/ISBBチェアマン)

18:40 終了

懇親会
18:50 ~ 20:50
プログラム(式次第):別紙

 

10月14日(月・祝) 例会(2024年度第1回)

                       

8:45 ~  受付 / オンライン(Zoom)接続 9:00 ~  開会式・挨拶  月岡庸之(東京形成歯科研究会・会長/つきおか歯科医院・東京都)

教育講演 (発表30分+質疑10分)

9:05 ~ 9:45
テーマ:咬合学~顎骨の保全と美容的な顔貌のために  Occlusion~ Jaw bone preservation and facial aesthetics
Speaker:菊池龍介(東京形成歯科研究会・理事/K.i歯科・東京都)
参加形式:対面

菊池龍介

座長:相澤八大(東京形成歯科研究会・理事/あいざわ歯科クリニック・山梨県)
参加形式:対面

 

症例発表1(指導医受験予定者) (発表7分+質疑13分)

9:50 ~ 10:10
テーマ:ケースプレゼンテーション症例/インプラントオーバーデンチャーの有用性について  The Utility of Implant Overdentures Speaker:相澤八大(東京形成歯科研究会・理事/あいざわ歯科クリニック・山梨県)
参加形式:対面

相澤八大

座長:上松 隆司(東京形成歯科研究会・理事/アップルロード・デンタルクリニック・長野県)
参加形式:対面

 

症例発表2(専門医受験予定者) (発表7分+質疑13分)

10:15 ~ 10:35
テーマ:ケースプレゼンテーション症例/下顎両側遊離端欠損にインプラント補綴を行った症例
Speaker:秋知明(東京形成歯科研究会・会員/アキチ歯科医院・神奈川県)
参加形式:対面

秋知明

座長:上松 隆司(東京形成歯科研究会・理事/アップルロード・デンタルクリニック・長野県)
参加形式:対面

 

症例発表3(専門医受験予定者) (発表7分+質疑13分)

10:40 ~ 11:00
テーマ:ケースプレゼンテーション症例/
Speaker:大久保将哉(東京形成歯科研究会・理事/赤羽歯科 信濃町診療所・東京都)
参加形式:対面

大久保将哉

座長:山口 貞博 (東京形成歯科研究会・理事/山口歯科医院・群馬県)
参加形式:対面

 

症例発表4(ケープレ受験予定者) (発表7分+質疑13分)

11:05 ~ 11:25
テーマ:ケースプレゼンテーション症例/
Speaker:鯨岡創一郎(東京形成歯科研究会・理事/鯨岡歯科医院・茨城県)
参加形式:対面

鯨岡創一郎

座長:山口貞博 (東京形成歯科研究会・理事/山口歯科医院・群馬県)
参加形式:対面

 

症例発表5(指導医受験予定者) (発表7分+質疑13分)

11:30 ~ 11:50
テーマ:ケースプレゼンテーション症例/
Speaker:中村雅之(東京形成歯科研究会・理事/中村歯科医院・東京都)
参加形式:オンライン

中村雅之

座長:礒邉和重(東京形成歯科研究会・副会長/いそべ歯科医院・山口県)
参加形式:対面

 

閉会式/例会・次回予告
11:55 ~ 12:00
月岡 庸之(東京形成歯科研究会長)
参加形式:対面

12:00 終了

 

抄録 Abstract   

                                        

「口頭発表」
10月13日(日) 9:05 ~ 9:45
演題:Development of a new antibody drug to treat congenital tooth agenesis
先天性無歯症患者の欠如歯を再生する新規抗体医薬品の開発
発表者:高橋 克(タカハシ カツ)

抄録: 
先天性無歯症は、通常6本以上の歯の欠如を認める症例が遺伝性とされ、その発症頻度は全人口の0.1%と報告されている。成長期にオーラルフレイルの状態となり、栄養確保や成長に悪影響を及ぼす。既存治療としては、成人以降に義歯や歯科インプラントによる代替治療を施行するしかなく、歯の再生治療の開発が強く望まれていた。マウス抗USAG-1抗体は、先天性無歯症モデルマウス・ビーグル犬において単回投与にて先天欠如歯を回復できることを明らかにした。in vitro/in vivo活性より、ヒト化抗USAG-1抗体の最終開発候補物TRG035を決定した。治験実施に必要な前臨床試験を実施後、PMDAへのRS相談の指導、助言に基づき京大病院先端医療研究開発機構の支援のもとPI試験のプロトコールを確定した。京大病院Ki-CONNECTと医学研究所北野病院において今年の秋より第1相試験を開始する。

略歴:
- 1995年京都大学, 医学研究科, 口腔外科学
- 1995年京都大学
- 1989年徳島大学, 歯学部
- 1989年徳島大学

H19,7 京都大学医学研究科講師に採用
H18,6 京都大学医学研究科院内講師に採用
H11,4 京都大学医学研究科助手に採用
H8, 5 NIH-NIAMS Craniofacial Developmental Section にポスドク採用
H7, 5 南カリフォルニア大学Center for Craniofacial Molecular Biology にポスドク採用
H7, 4 日本学術振興会特別研究員(PD)に採用

 

抄録 Abstract  

                                         

「口頭発表」
10月13日(日) 9:50 ~ 10:30
演題: What I learned through my 20-year study of PRP  20年にわたるPRP研究からわかってきたこと
発表者: 川瀬 知之 (カワセ トモユキ)  Tomoyuki Kawase

抄録: 
PRPの研究に着手したのは2004年のことであったが、歯周科からの提案によるコラボレーションだった。それまではフッ化物や生理活性物質の薬理作用を研究対象としてきたので、いろいろと混ざっているうえに個体差も大きそうなPRPの組織再生機序を解明するという課題は荷が重かった。一方で、濃縮された血小板由来の増殖因子によって組織再生が誘導されるという概念も浸透していたため、いまさらという気持ちにもなった。しかし、研究をはじめてみると、輸血学や血液学の基礎知識の欠如が足を引っ張り、研究すればするほど疑問が沸いてくる日が続いた。正確には、それは今日まで続いていて、20年かけても何も解明していないのが実情だ。近年、スポーツ医学においてPRP治療への注目度は急速に高まっており、傷害を受けたアスリートの期待に応えるためには予知性の向上が至上命題となっている。そのためには何をなすべきか、いま考えていることをご紹介したい。
PRP 的研究開始於 2004 年,是由牙周病科醫師提出的共同研究項目。在此之前,因為我的研究主要集中在氟化物和生理活性物質的藥理作用上。因此對於闡明PRP與各種物質混合、而個體差異極大的組織再生機制是一項艱鉅的任務。另一方面,我也覺得濃縮血小板衍生生長因子誘導組織再生的概念,已然是眾所皆知的。然而一旦開始研究,發現輸血和血液學方面的基礎知識不足而阻礙了研究,問題越來越多。確實這種情況一直持續到今天,20年來什麼都沒有解決是目前的實情。近年來,運動醫學界對PRP治療的關注迅速增加,為了滿足受傷運動員的期望,提高治療的可預測性已成為當務之急。關於我們應該怎麼樣做來實現這一目標,與大家分享我目前的想法。

略歴:
1985年 3月 新潟大学歯学部歯学科卒業
1986年 9月 新潟大学大学院歯学研究科中退
1986年 10月~1992年9月  新潟大学歯学部助手
1991年 1月~1993年 5月 米国マイアミ大学医学部博士研究員
1992年 10月~1993年10月  新潟大学歯学部講師
1993 年11月~現在に至る 新潟大学歯学部助教授 (2002年4月より新潟大学大学院准教授に配置換え)
1997年 11月~1998 年 1月 米国カンザス大学医学部およびマイアミ大学医学部にて客員教授

所属:
新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯科薬理学分野 准教授
新潟大学病院輸血・再生・細胞治療センター 品質管理責任者
日本歯科大学新潟生命歯学部認定再生医療等委員会委員
日本再生医療学会認定医
Odontology: Associate Editor
International Journal of Molecular Science: Guest Editor
Frontiers in Bioengineering and Biotechnology: Topic Editor, Review Editor
BioMed: Editorial Board
Medicine (Wolter-Kluwer): Editorial Board
Biomedical Reports: Editorial Board 他

 

抄録 Abstract   

                                        

「口頭発表」
10月13日(日)  13:15 ~ 13:45
演題: 第2大臼歯欠損症例におけるインプラント選択の重要性 ~口腔機能の安定化と周囲炎の予防~  Importance of implant selection in cases of second molar defect -Stabilization of oral function and prevention of peri-implantitis 発表者: 菊池龍介 Kikuchi Ryusuke

抄録:
第二大臼歯欠損症例ではインプラント補綴の恩恵を享受できる。しかし同時に、最も難しい部位でありながら、最低限のメインテナンスで長期間の安定が期待されるであろう。
第二大臼歯が喪失すると、下顎の偏位や咬合高径低下によって下顎頭は圧迫され、歯列崩壊へと向かうことがある。最後臼歯のインプラントは下顎位の防波堤として機能するが、メインテナンスは難しい。よって、インプラントの選択が治療の成否に影響するだろう。B社のショートタイプのインプラントは、長い歴史がある上に最後臼歯の難しい条件をクリアできる特徴を備えていると考えて選択した。 第二大臼歯欠損の臨床とは咬合治療の意味合いが強く、顎関節・咀嚼筋群の機能を維持するためにはインプラントの潜在力を引き出す努力とともに、その有用性を再考すべきだと考える。それは、オーラルフレイルの予防とともに、下顎骨に付く表情筋群を活性化して美容的な顔貌の維持にも役立つ。 

 

抄録 Abstract   

                                        

「口頭発表」
10月13日(日) 13:50 ~ 14:50
演題: Collaboration with relevant persons for dental implant treatment  歯科用インプラント治療における歯科衛生士の関わり方 インプラント専門歯科衛生士を目指して
発表者: 柏井 伸子  NOBUKO KASHIWAI

抄録: 
衛生士にとって、歯科医師・歯科技工士・受付・関連製品取扱者等との連携のもと、患者との信頼関係構築および維持を心がけていかなければならず、常に向上心を持つことが重要で、そのためのモチベーションの一つに認定取得がある。本講演では、その具体例を紹介しつつ、今後の歯科衛生士業務についても考究する。

略歴:
1979年  東京都歯科医師会付属歯科衛生士学校 卒業
1988年  ブローネマルクシステムサージカルアシスタントコース修了
2003年  イギリス・ ロンドンおよび スウェーデン・ イエテボリにて4ヶ月間留学
2004年  有限会社ハグ クリエイション設立
2005年  日本歯科大学新潟短期大学 非常勤講師
2006年  日本医療器械学会認定 第二種滅菌技士
2007年  東北大学大学院歯学研究科修士課程口腔生物学講座 入学 感染管理専攻
日本口腔インプラント学会認定 専門歯科衛生士
2009年  日本口腔インプラント学会専門歯科衛生士委員会委員
日本歯科大学東京短期大学 非常勤講師
2011年  東北大学大学院歯学研究科修士課程口腔生物学講座 卒業 口腔 科学 修士 2013年 東北大学大学院 歯学研究科博士課程口腔生物学講座入学
2015年  ミラノにて3か月間臨床研究
2016年  アメリカ心臓協会認定ヘルスケアプロバイダー
2017年  上記更新
2019年  厚生労働省委託・日本歯科衛生士会主催 研修指導者・臨床実地指導者講習会修了
2020年  WHO Confirmation of Participation Infection Prevention and Control (IPC) for Novel Coronavirus (COVID19) 修了

所属:
東北大学 歯内歯周治療学分野 口腔科学修士
日本口腔インプラント学会 認定専門歯科衛生士
日本骨粗鬆症学会 認定骨粗鬆症マネージャー
日本医療機器学会 認定第二種滅菌技士

 

抄録 Abstract

                                     

「口頭発表」
10月13日(日) 14:55 ~ 15:10
演題:
発表者: Takao WATANABE

抄録: 

略歴:所属:
 Birth date: 8, May, 1947 Born in Utsunomiya, Tochigi, Japan
 1970; graduated from Nihon University School of Dentistry
1977; graduated from the graduate school of Nihon University (DDSc; Oral Pathology)
1987; Lecturer, 1st Department of Oral and Maxillofacial Surgery,
Tsurumi University School of Dental Medicine
2002; Lecturer, Department of Anatomy, Kanagawa Dental College
2005; Visiting Professor in research division of Department of Anatomy, Kanagawa Dental College
2010; Lecturer, Department of Oral Pathology, Nihon University School of Dentistry 2014; Visiting Professor, Kanagawa Dental University
 2018; Visiting Professor and Specially Appointed Professor, Graduate School of Dentistry, Kanagawa Dental University
 2023; Visiting Professor, Kanagawa Dental University
Address: 82 Inaoka, Yokosuka, Kanagawa, 238-8580, Japan

Home address in Japan: Kosei Dental Clinic, 2-16-16, Yawata, Ichikawa, Chiba, Japan. 272-0021
Tel: (81) 47-334-5150
Fax: (81) 47-336-4066
Email: keiseikai@kosesika.or.jp
21616twatanabe@gmai.com

Home address in USA: 33617-3856, 502 SanJose, P1, Tampa, Florida, USA
Tel: 1813-817-9102

DDS, DDSc: Oral Pathology, Graduate School of Nihon University
Part time Lecturer, Nihon University School of Dentistry
Fellow and Master certified by Japanese Society of Oral Implantology
Diplomate certified by ICOI
Fellow and Master, Japanese Institute of Advanced Dentistry certified by Japanese Ministry Health, Laboure and Welfare
Chief, Ichikawa Dental Implant Research Institute
Chairman, Keiseikai Medical Corporation

Member: Japanese Society of Oral Implantology (Implantologist certified by JSOI)

抄録 Abstract 

                                          

Japanese Academy of Maxillofacial Implants
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
Japanese Stomatological Society
Japanese Association for Oral Biology
Academy of Osseointegration
European Association for osseointegration

Family: Wife: Hiroko WATANABE
Daughter: Mana WATANABE, David
Grand Daughter: Hana 3 years old, Mia 2hears old

 

抄録 Abstract    

                                       

「口頭発表」
10月13日(日) 15:15 ~ 15:30
演題: 重度歯周病に対して予防歯科に基いたインプラント療法を行った長期症例  A long-term case of preventive dental implant therapy for sever periodontal disease
発表者: 江﨑 友大  EZAKI  TOMOHIRO

抄録:
当医療機関では、虫歯、歯周病、義歯、インプラント治療希望患者を含む全ての患者に対し初期治療に重点を置き、一連の流れ(メディカルトリートメントモデル:MTM)に沿った診療を行っている。いろんな歯科治療に入る前に、「なぜ自分は今の状態になったのか、原因は何なのか」「今後虫歯、歯周病になるリスクはどのくらいあるのか」「口腔内に虫歯菌がどれほどいるのか」等、現在の口腔内現状や将来のリスクを患者に示し理解してもらう。このような初期治療時の十分な動機付けや患者のデンタルIQを高めることにより、口腔内への関心が高まり、患者自身が治療後の口腔内をより一層守ろうとする意識が高まる。そして自然と長期定期メインテナンスへと繋がっていく。それ故自分の多くの天然歯を保存することができる。

 

抄録 Abstract

                                        

「口頭発表」
10月13日(日)  15:35 ~ 15:50
演題: 広汎型慢性歯周炎患者に対し、歯周組織再生療法とインプラント治療を行った14年経過症例  15-year follow up case report of diffuse chronic periodontitis with periodontal regenerative and implant therapy
発表者: 江俣 壮一  Soichi Emata

抄録:
Not only proper preoperative diagnosis and treatment techniques, periodontological considerations and preventive dentistry are also essential for safer and more durable implant therapy. In this presentation, I will talk about challenges in performing implant therapy in periodontally compromised patients and their solutions while presenting some A 14-year follow up clinical cases I experienced. 

 

抄録 Abstract  

                                         

「口頭発表」
10月13日(日)  16:00 ~ 16:15
演題: 予防歯科的アプローチの重要性
発表者: 大久保 将哉  Masaya okubo

抄録:
インプラント治療後のトラブルとして,インプラント周囲炎, インプラント上部構造の再作製, 修理等が挙げられる. 私自身は可能な限りスクリュー固定を選択し,術者可徹式により上部構造を除去し予防的アプローチを実践している. インプラント治療においてトラブルを未然に防ぐためにはトラブルの初期段階において適切な処置を行うことが重要であると考える. 医療行為において絶対的な正しい選択というものは見出し難く, 常に術式の長所, 短所をエビデンスや患者の希望を総合的に判断し, 選択を行うことが重要であると考えている. 今回は文献に基づくエビデンスをもとに行い, 治療を行なっている症例を供覧しつつ, 今後のインプラント歯学の発展に貢献していきたいと考えている.

 

抄録 Abstract 

                                          

「口頭発表」
10月13日(日) 16:20 ~ 16:35
演題: 超高齢社会を見据えたインプラント治療
発表者: 秋知 明  AKIRA AKICHI

抄録: 
日本の高齢化は,世界でも類を見ない程のスピード進みました.65歳以上の人口の割合を高齢化率といいます.7%を超えると高齢化社会,14%を超えると高齢社会,21%を超えると超高齢社会と言い,日本は2007年に突入しました.また,高齢化スピードとは高齢化社会から高齢社会にいたるまでの期間で表すことができ,日本は24年で因みにイギリスは40年、フランスに至っては126年も掛かっています.いかに日本が世界に類を見ないスピードで高齢化が進んだかわかります.また,平均寿命ですが年々増加して,健康寿命もそれに比例して延びていますが,平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年,女性で約13年は縮まっていません.この期間は,要介護が必要な期間で,この期間をいかに縮めるかが課題です.この期間を縮める鍵の一つにオーラルフレイルの予防があります.歯牙の欠損による咀嚼障害がオーラルフレイルを引き起こします.インプラント治療は,欠損補綴に対してきわめて有効な治療と言われますが,ヒーリング期間を義歯で過ごしたりあるいはヒーリングアバットメントの状態で過ごしたりする場合があり,患者のQOLが低下します.しかし,即時にプロビジョナルを装着することにより,たとえそのプロビジョナルが咬合していなくとも咀嚼能率を上げることが上げることができた.このことは,即時プロビナリゼーションがオーラルフレイルの予防の一助となると考えられます.

 

抄録 Abstract

                                     

「口頭発表」
10月14日(月・祝)  9:05 ~ 9:45
演題: 咬合学~顎骨の保全と美容的な顔貌のために  Occlusion~ Jaw bone preservation and facial aesthetics~
発表者: 菊池龍介 Kikuchi Ryusuke

抄録:
咬合の基盤をなす「下顎位」は、歯列・顎関節・神経筋機構などが相互に影響し合う複雑なシステムの産物であり、咀嚼嚥下をはじめとする口腔の機能および関連器官の機能に影響する。
咬合を解明するためのモデルの代表例が咬合器である。これに基づく機械的咬合論の概念では顎関節の構造が重視され、その再現性が競われた。他方では、生理学的見地から咬合に対して異なるアプーロチが提案された。  
    ところで下顎骨には6つの表情筋が付き下顔面の美容と相関する。歯科における美容とは、下顎位を経由した機能の改善を意味している。美容的な顔貌は第三者にも評価できる指標であり、一部の表情筋は大脳辺縁系とも関係している。
第二大臼歯部欠損、さらに多数歯欠損やTMDの症例ではインプラント補綴の助けを借りながら、咬合治療としての「下顎位」を再構築しているのである。

 

抄録 Abstract

                                      

「口頭発表」
10月14日(月・祝) 9:50 ~ 10:10
演題: インプラントオーバーデンチャーの有用性について  The Utility of Implant Overdentures
発表者: 相澤 八大  Hachidai Aizawa

抄録:
日本における無歯顎患者の割合は年々減少しているが,一方で高齢人口は増加しており,結果的に無歯顎患者の総数は依然として多いと考える.長きにわたり,全部床義歯(以下,CD)は無歯顎患者の欠損補綴歯科治療の第一選択とされているが,2002年にマギル声明が発表されて以来,インプラントオーバーデンチャー(以下,IOD)が積極的に用いられるようになった.インプラントオーバーデンチャーは、有用性が高いものの、強度の点から設計の難しさが問題となる.当院で行ったオーバーデンチャーなどを振り返りながら、エビデンスを紐解いていきたい.

 

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「口頭発表」
10月14日(月・祝) 10:15 ~ 10:35
演題: 下顎両側遊離端欠損にインプラント補綴を行った
発表者: 秋知 明  AKIRA AKICHI

抄録: 
下顎両側遊離端欠損に対する補綴治療としては、可撤性局部床義歯が一般的に用いられている.しかし,義歯による補綴では鉤歯に対する荷重負担や欠損部位の顎堤吸収を起こす.また,義歯装着時の異物感,脱着の不便さ、期待する咀嚼力が得られないなどの問題が挙げられる.さらに,審美不良の訴えや,長期経過では再治療や鉤歯そのものの抜歯といった問題に発展することも経験する.
今回,下顎両側遊離端欠損に対してインプラント治療を行い,インプラント埋入後のヒーリング期間も,即時にプロビジョナルを装着した.これにより,患者のQOLを下げることなく最終補綴物を装着することができた.また,咀嚼能力を検査するグルコセンサーの値が術前は,150mg/dlであったが,インプラントの上部構造装着時には217mg/dlに上昇した. このことにより, 今回,下顎両側遊離端欠損に対してインプラント治療を行い, 従来の欠損補綴装置では得られないきわめて良好な結果を得たので報告する.

 

抄録 Abstract 

                                          

「口頭発表」
10月13日(日) 14日(月・祝) 
演題:
発表者:
抄録: 

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