AFAS、 APAID に参加して

      2023/11/07

出版記念講演会・総会も終了し、今月から「令和」がスタート。“大化” から数えて 248 番目の元号です。
さて、 韓国美容外科学会、 先般 LIVE で来日していた LIM HAK 先生の主催の学会で永年顎顔面美容口腔外科関係のセッションを頂いており、私どもと韓国の歯科医で講演を行ってきました。この学会は AFAS としてアジアの関係国がパラメデカルも含めて 1,000 人規模となり、年々参加者も増えております。私共のセッションは LIM 大会長の配慮も頂きゴールデンタイムで日本美容外科学会と違い関心をもつ美容外科医パラメデカルらが 300 人程度集まり大変盛りあがり ました。広島の田中強先生の講演でも関心の程も高まっておりました。引き続き 、 私どもの会の連携インプラント学会 APAID にも参加してきました。 川瀬先生の指導に基づき投稿論文が受理されたことも誠にめでたく関係者の時間を費やしたことも有りご苦労続きとなり、また新生 TSBB 大会が 6 月にあることから、出版記念講演へ動員を頂いている関係上、 今回は私が代表として多くの会員を引率しはばかり ながら 参加してきました。既にインプラント理論が定着してきている現状から、日本インプラント界や国際会議、 お祭り騒ぎや観光絡みの講演会は既に時代の観がありますが、アジアの経済状況や学術交流などの意義を考えると無視できないと感じました。現に主催者の台湾大会長の曾 育弘先生は凄い人で近隣国からも 800 名と国の要人も 駆けつけて頂き、衛生行政のアピールをしておりました。私どもは、 ICOI アジアのメンバーとして 25 年前から組織を共にしてきており新組織として APAID がほぼ 2 年ごとの開催で第 4 回大会を仙台で 2014 年に開催しております。近年はアジア経済力の発展も相成り、共に歩みましょうと言う流れで理事会の希望は 2022 年春に日本開催の話が出ました。私としてはこの学会に日本人も関係者がいることや、同じ理事の医科歯科の春日井先生の協力も頂けることと 、 ISBB の共同開催ならば可能と思い、検討課題にして頂きました。 師資相承の立場から、これらの組織を途切れることが無く関係者に海外の諸兄を紹介し、各人を国際人として飛躍して頂く為に私にはその義務があると感じております。現に多くの活動家が育ち日本の学術的貢献も期待されて居る立場からです。すでに報告しております。新生 TSBB 台湾血液臨床再生会議の参加を募っております。歯科診療維持の為の御苦労は多々ありますが、近隣国ですし一寸の時間を有効に使って頂きたいと考えています。会員縮小気味の日本口腔インプラント学会や私どもの会において、ここにきて臆することなく 師資相承に繋げていかなければならない時期に来ております。折角築き上げてきた環境を継続のためにも一段のご理解をお願いいたします。

 


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