「歯科インプラントの歴史的考察と海外における評価」
星野 清興 先生
最近歯科インプラント治療は通常の医療に定着しつつあります。ほぼ 40 年前日本では歯科インプラントが普及していなかった時代には好奇の見方ですらあり否定論者が殆どでありました。歯科インプラントが完全に確立されなかった歯科専門分野は非常に独立して口腔外科、補綴、矯正歯科、小児歯科、歯周病など関連分野の連携が無かった事も一因です。
その後、今日、歯科インプラントは咬合機能の改善における重要な歯科領域になった。最初の開拓者の長期的な努力の結果試行錯誤の上、歯科インプラントのアプリケーションは非常に限られ唯一のネジやシリンダー型インプラントが一般的です。その他の医療用インプラントは選択の患者の一般的な健康状態、解剖学的構造、少ない外科的侵襲を少なくする事 が最も重要な要因で安全と良い要求充足性患者する必要があります。科学的研究は、治療法についての境界線を持たず、全体的な歯科インプラントを考える必要があります。限られた商業インプラントでは解決不能の場合も見られます。高度な技術は非常に高齢化社会においては有病者が増え、インプラントの成功要因に影響を及ぼす可能性が高く医療連携が重要である所以です。近い将来 Ips 細胞も天然歯との活用が期待されます。もちろん EBM は最も重要な世界の歯科インプラントの基本理念 が完全に確立されなければならないと考えています。
星野 清興
「日本における専門医制度の問題点」
木村 博人 先生
近年、「患者中心の安心・安全な医療の実践」という観点から、医科・歯科を問わず、各診療領域において「高度で良質な医療を国民に提供する専門医」を育成する専門医制度の設計・運用が求められている。一方、専門医資格名の広告は、国民の適切な医療機関の選択に資するという意味で非常に重要である。本講演では、昨年5月に設立された「日本専門医機構」の概要を紹介し、歯科における専門医制度の現状とその問題点を提示する。
和泉 雄一
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 生体支持組織学講座 歯周病学分野 教授
歯科医師免許証取得(昭和54年)、医学博士号取得(昭和60年)
(公社)日本口腔外科学会 常任理事、専門医・指導医
(公社)日本口腔インプラント学会 常務理事、専門医・指導医
(一社)日本小児口腔外科学会 理事長
(一社)日本歯学系学会協議会 常任理事
日本歯科医学会評議員会 議長
歯科医師臨床研修マッチング協議会 運営委員会委員
その他、国内外の各種関連学会会員、評議員
「インプラント社会学 私のインプラント遍歴」
インプラント臨床—導入から現在までの変遷をたどるー
月岡 庸之 先生
私にとってのインプラント臨床の履歴は、自己の歯科治療の変遷そのものを語るといって過言ではありません.
導入当初のいわゆる外科主導型治療から、現在の補綴主導型治療に至までの道のりは決して平坦な物ではなく挑戦と困難の連続でありました.もちろん現在も完成した物ではなく継続して改善と進化をしなければならない点は多くあります.
しかしながら治療の発展にはルールがある事が少し理解できる様になりました.
今回は、インプラント臨床においての思考すべきルールと治療成功の要素について、私の臨床例を交えて解説を加えていきたいと思います.
月岡 庸之
東京形成歯科研究会会員
歯学博士
日本口腔インプラント学会 専門医
日本歯科放射線学会 認定医
日本顎顔面インプラント学会会員
日本口腔外科学会会員
ITI member
ITI Study Club, Packs Tokyo Director
ICOI Fellow
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医療法人社団 庸明会
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