※開催概要は予告無く変更となる場合がございます。予めご了承願います。
○午前の部
「歯周治療およびインプラント治療におけるレーザーの有効活用」
元 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 歯周病学分野 准教授 渡辺 久
歯周治療へのレーザーの応用は進んでいる。歯周治療には硬組織と軟組織の処置が必要である。歯周治療での成果がインプラント治療に応用できる可能性がある。口腔バイオフィルムの除去にレーザーは有効な手段であり、患者にやさしい治療法である。また、耐性菌などの副作用がなく長期に使用できる。本講演では、レーザーの基礎と歯周治療およびインプラント治療へのレーザーの有効活用さらにインプラント周囲炎の治療についてもお話してみたい。
渡辺 久 Hisashi WATANABE
watanabe.peri@tmd.ac.jp
元 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 歯周病学分野 准教授
日本歯周病学会 (評議員、専門医、指導医)
日本歯科保存学会 (評議員、専門医、指導医)
日本レーザー歯学会(理事長、専門医、指導医)
日本咀嚼学会(理事、評議員)、口腔病学会(評議員)
日本歯科医学会(理事、評議員)
IADR、JADR、APSP、IAP、WFLD 各会員
BioScience Trends Editorial Board、Laser Therapy Editorial Board
Photobiomodulation, Photomedicine and Laser Surgery Editorial Board
第 10 回国際レーザー歯学会 金賞(最優秀賞)ベルリン 2008 年
第 56 回秋季日本歯周病学会最優秀専門医臨床ポスター賞 前橋 2013 年
第 142 回春季日本歯科保存学会学術賞 北九州 2015 年平成 29 年度日本歯科保存学会誌年間最優秀論文賞 横浜 2018 年
レーザー光照射用プローブ(特願 平 10-201901)1990 年
咀嚼食品 (特願 2000-276112)1992 年
○午後の部
「インプラント外科の基本手技とそのアドバンス手術への応用」
神奈川歯科大学 顎・口腔インプラント科教授 河奈裕正
手術は、切開から縫合に至る迄、ステップごとに正確に行わなければならない。慌てずに、後戻りしない、流れの良い手術を仕上げていくことが肝要である。そのためには基本の積み重ね、組み合わせが大切になる。講演では、手術のゴールを想定した切開デザインを十分に検討すること、縫合をスムーズに終える幾つかのコツを掴むことを中心に hands-on を行いたい。また、骨移植等のアドバンスな手術での基本の意義も解説したい。
河奈裕正
神奈川歯科大学 顎・口腔インプラント科教授、 慶應義塾大学病院歯科・口腔外科学教室非常勤講師、慶應義塾大学ハプティックス研究センター客員上級所員、医学博士
昭和63年3月 東北大学歯学部卒業
平成 5年7月 ドイツ・ヨハネスグーテンベルク大学(マインツ大学)口腔顎顔面外科および歯科外科客員研究員
日本口腔外科学会専門医・指導医、日本顎顔面インプラント学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構認定医・暫定教育医(歯科口腔外科)、日本顎関節学会認定医・指導医
日本顎顔面インプラント学会,日本顎顔面再建先進デジタルテクノロジー学会
インプラント治療に役立つ外科基本手技~切開と縫合テクニックのすべて~ クインテッセンス出版2000、
Ultimate Guide IMPLANTS(共著) 医歯薬出版 2004、
インプラント修復の臨床基本手技2 外科.デンタルダイヤモンド社 2012、
開業医のための口腔外科 重要12キーワードベスト240論文、世界のインパクトファクターを決めるトムソンロイター社が選出. クインテッセンス出版,2017 他 37 編
[ご持参品(実習器材)]
1) メスとホルダー
2) 骨膜剥離子
3) 持針器
4) 縫合用ピンセット
5) 針付き縫合糸
6) 糸切り用ハサミ